スピルリナが現代人を救う
食生活の悪化と不健康
現代人の多くは、成人病と隣り合わせの生活をしています。毎日が忙しく、ストレスに 囲まれ、食生活はおろそかになりがちです。成人病の原因は、長年にわたる栄養バランス の偏った食生活にあるのです。
現代は飽食の時代といわれるように、私たちのまわりにはあらゆる食物が犯濫していま す。そんな環境の中での食生活は、栄養バランスを失った問題をたくさん抱えています。 それは脂肪や砂糖のとり過ぎによる肥満、忙しさによる欠食不規則な食事・まとめ食い などが原因となった栄養失調などです。栄養失調とは意外ですが、高カロリーであっても 栄養バランスは悪く、特にビタミン・ミネラルの不足は深刻なものとなっています。
朝食を抜いたり、昼食に井物や、ラーメンなどをとり、夕食は満足にとらずお酒の看程 度、それも肉中心のメニューこのような一日の過ごし方に、思い当たる方は多いのでは ないでしょうか。なんとなく体がだるい、やる気が起こらない、イライラする、頭が重い など、はっきりした病気ではないのに調子が悪い。これは、体の危険信号です。動脈硬化、
糖尿病、高血圧、肝臓病などの成人病になる危険性を知らせているのです。 また、子供たちの食生活も同様です。子供に人気のファーストフード、インスタント食 品、スナック菓子など、どれもが高カロリーで高脂質、しかも塩分が多く含まれています。 一方、野菜や海藻類など、ビタミン・ミネラルの豊富な食物は敬遠されてしまいがちです。 そして、朝食をとらない子供たちも多いのが現状です。このような「偏食」や「食生活の 乱れは、小児成人病を招くことになります。子供たちの場合、体調がすぐれないばかり か、脳の働きが鈍くなったり、イライラして怒りっぽくなったりするのです。それほど、 食生活と健康は密接な関係です。 ここ数年の間に、「悪い食事が病気をつくり、良い食事が病気を治す」という考え方が 広く認識されるようになってきました。病気の七割は食事が原因だという説もあります。 その病気の治療法は薬や手術よりも、食事療法が最も有効であるといわれています。 厚生省が毎年行う「国民栄養調査」によると、摂取栄養素(エネルギー、たんばく質、 カルシウム、、ビタミンA、B、B、C)の平均充足率ではカルシウムだけが不足して いるという結果が出ています。しかし、各世帯別分布でみると、摂取栄養素が充足してい ない家庭の割合は、カルシウムで67%、鉄では46%、ビタミンAで36%、ビタミンBで12%、ビタミンB1で30、ビタミンCで9%となっています。どの栄養素をとっ てみても、不足している家庭の多いことがわかります。
毎日忙しく、時間に追われる生活をしている現代人こそ、食生活を見直してほしいもの です。栄養バランスのとれたビタミン・ミネラルの豊富な食事を心掛けて、隣り合わせて いる成人病やいろいろな病気の予備軍を追い払わなくてはいけません。それは、大人だけでなく、子供たちにも大切なことなのです。
現代病を招く-緑黄食野菜の不足
健康に生きていくためには、たんばく質・炭水化物・脂肪・ビタミン・ミネラルなどの 栄養素をバランス良くとることが必要になります。それも過不足なく食べることです。験的に導かれた数字ですが、バランス良く、量的にもちょうど良い食生活の目安は一日三 ○食品といわれています。
具体的に成人病と闘うための食生活のポイントは、
- 栄養バランスの良い食事
毎日の食事では、1日30食品、六つの基礎食品(第1群=たんばく質源、第2群=ミ ネラル源〈主にカルシウム〉、第3群=ビタミン源〈主にカロチン〉、第4群=ビタミン 源〈主にビタミンC〉、第5群=エネルギー源〈主に糖質〉、第6群=エネルギー源〈主 に脂肪〉)をまんべんなくとる。 - 質の良いたんばく質を十分にとる
例えば、成人男子の場合は一日に、肉70g、魚70g、卵一個、とうふ2分の1丁が 通量。 - 緑黄色野菜をたくさんとる
緑黄色野菜に豊富に含まれる葉緑素・カリウム・食物繊維といった成分は、血液中のコ レステロールを下げ、肥満を防ぐ働きを持っています。体内の『毒消し』として大きな 役割を果たしているのです。 - うす味の習慣をつけよう
食塩の摂取は、1日10g以下にしましょう。高血圧の原因には遺伝素質もありますの で、子供のうちから、うす味の習慣をつけたいものです。 砂糖の摂取は、なるべく控えましょう。過剰な糖分は中性脂肪になり、動脈硬化や肥満の原因になります。お菓子や清涼飲料水は要注意です。 - 何が何でも太らないように
一日の摂取エネルギーは適正に。肥満はあらゆる病気の引き金になります。 例えば、管理職に就いている成人男性四○歳(身長一六五価)の場合、一日の適正な摂 取エネルギーは1000~2150キロカロリーといわれています。
以上の5ポイントに気を付けて食生活の見直しをしてみましょう。 昭和59年に国立がんセンター研究所の平山雄疫学部長(故人)が、全国一二万人の男 性を対象に、一七年間にわたってライフスタイルとガンの発生の関係を追跡した疫学調査 結果を発表しました。その調査結果によると、酒・たばこを毎日たしなみ、肉食をしなが ら毎日緑黄色野菜を食べている人の場合、緑黄色野菜を少ししか食べていない人に 全体のガンの危険性が三分の一に減少していることがわかりました。酒・たばこはやらず、 肉食は時々、毎日緑黄色野菜を食べているという人が、一番ガンの危険性が 像できますが、緑黄色野菜を毎日食べているかいないかで大きな差が出ることに ます。このように、ビタミン・ミネラルの豊富な緑黄色野菜にはガンの毒消し作用に大き な役割を果たしていることが明らかにされました。
ガンだけでなく、現代人のビタミン・ミネラル不足が栄養バランスをくずして成人病を招いているのですから、緑黄色野菜を毎日たくさんとること と思います。
栄養価が低下したいまの野菜
緑黄色野菜をたくさんとることが、成人病対策には必要です。では、緑黄色野菜とは、 どんな野菜でしょう。緑黄色野菜は、可食部(食べられる部分)100g中にカロチン600μg(0.6㎎)以上含む野菜のことです。ほうれんそうのような緑色の濃い葉のもの が多く、にんじんやかぼちゃなどのオレンジ色や黄色の色がはっきりした根野菜などもよ く知られています。におい、味にくせがあって、あくのあるものが多いのが特徴です。ま た、カロチンだけでなくビタミン・ミネラルも豊富に含まれているのです。
しかし、緑黄色野菜をたくさんとってバランスの良い食事を心掛けているつもりでも、 促成栽培の野菜には本来含まれているはずのビタミン・ミネラルが不足し、必要量を摂取 することがむずかしくなっています。
促成栽培の野菜だけでなく、ここ数年の間に野菜の栄養成分に変化が見られるようにな りました栄養成分は、野菜100gに対しての数値です)。例えば、ほうれんそうにっ いて、1963年には2600IUあったビタミンAが、1982年には1700IUに減少しています。かほちゃも同様に1600 IUから470 IUに減少しているのです。なかには にんじんのように1300IUだったものが4100IUに増えたものもありますが、ほとんどの野菜のビタミンA含有量は減っているのです。
また、ビタミンCについても同じように1963年よりも1982年は含有率の減少が 見られます。ほうれんそうは100㎎から65㎎に、アスパラガスは90㎎から12㎎に 減っています。
これらは品種改良によるものですが、季節はずれの野菜についても栄養成分の変化が見 られることがわかっています。ここにビタミンCの含有量について、旬の野菜と旬をはず れた野菜での違い(100gに対して)を女子栄養大学の吉田企世子教授が調査したデータがあります。旬のトマトは20㎎なのに対して旬をはずれたトマトは15㎎、ほうれん 、ブロッコリーなどは160㎎が100㎎まで落ち込んでいるの です。このように、野菜の栄養価は、時代と共に微妙に変化しています。緑黄色野菜を普 段からたくさんとっているから大丈夫と、安心してばかりもいられないことを考えさせられます。
緑黄色野菜以上のビタミン・ミネラルが
私は、和漢薬の勉強をしながら、ガンの転移を抑制しようという仕事を手掛けています が、最近、取り組んでいるのがスピルリナという藍藻類の研究です。日本の水前寺のりの 仲間で、耳になじみのない名前は、細胞がらせん状スパイラル)の形をしていることに 由来します。
アフリカやメキシコでは古くから食品として利用されていて、高温、強アルカリという ほかの生物がほとんど生きられない特殊条件の湖で、約三五億年も生き続けてきた強靭な 生命力の持ち主です。このスピルリナは、完全食品といわれるほど栄養に富んでいま す。その栄養成分や特徴には、目を見張るものがあります。
スピルリナの特徴
- 30種類以上のビタミン・ミネラルを含む
- 成分の60%が良質の植物性たんばく質
- 細胞壁が非常に薄いので、消化吸収率は95%以上
- ガンを予防するといわれるカロチノイドの橙黄、クロロフィルの緑、フィコシアニン の青と三つの色素を持つ
- 便秘を解消して肥満を防ぐ食物繊維を含む
ちなみに、緑黄色野菜として代表的なほうれんそうと比較すると、体内で必要なだけビ タミンAになって働くがーカロチンは40倍、鉄分は15倍含まれています。また、レバ ーに多く含まれ、ほかの野菜にはめったに見られないビタミンBを含んでいることも特色 です。これらから、スピルリナには緑黄色野菜の栄養がつまっていることがわかります。 しかも、手軽に緑黄色野菜の栄養を補給することができるのです。
生命を維持していくために体に必要な栄養素は、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・必須 脂肪酸などです。そのつながりを具体的に説明すると、まず脂肪・糖質を体内で有効に代 謝させるためにはビタミンが必要となります。そしてこのビタミンの働きを効果的に発揮 させるにはミネラルが必要となります。次にミネラルの吸収を高めてやるためには、たん ばく質アミノ酸)が活躍します。つまりビタミン・ミネラル・たんばく質が三つそろっていることが重要なのです。この三つがそろっているスピルリナは、まさに生命を維持し ていくための『完全食品』といえるでしょう。
子供を救う「健脳食」
最近の子供の間で増えている問題の症状に、アトピー性皮膚炎、小児ぜん息、自律神経 失調症があげられます。東洋医学の発想で考えると、これらはすべて食の歪みから生じた 症状だといわれます。
佐賀県立病院外科医長・東洋医学診療部長の矢山利彦先生は、「栄養バランスのへこん だところを元に戻し、さらに、人間が自分の能力を開発するための必要な物質」として、 栄養に偏りがある人、アトピーの人、手術をした後で食事が十分できない時など、実際に スピルリナを治療に役立てています。
また、矢山先生は、登校拒否や自律神経失調症の学童にもスピルリナを利用して治療し ています。いま問題になっている登校拒否やいじめも、栄養バランスの歪みから生じると 考えるからです。つまり、食の歪みは脳の生命中枢の働きの歪みにつながるということです。脳の生命中枢の働きが歪んでくると、イライラ感が強くなって攻撃したり、いじめら れたりします。いじめたり、いじめられたりすることは、根本的には同じもののようです。 また、脳がフル回転する際には、ビタミンとミネラルが消費されますが、スピルリナを飲 むことで、このビタミン・ミネラルがバランスよく補われるのです。ビタミン・ミネラル を補ってやることで、脳の生命中枢の働きの歪みは正常に戻ります。その意味で、スピル リナは健脳食といってもいいのではないでしょうか。子供には、食の歪みがダイレクトに 影響してきます。「スピルリナを飲んでいると、よく勉強するようになった」という声も 聞かれるそうです。
体の働きをよくして、頭の働きもよくする薬というものはありませんが、体調と頭脳の 調子をいつもべストコンディションにすることは、食の歪みを正常に戻すスピルリナをと ることで可能になるのです。
いたり、団体行動をとらなければならないようなときに起こります。つまり、便意をも よおしても、それを無視すると、せっかく直腸まできた便が、体温によって水分が少しず つ減ってしまって急性の便秘になるのです。常習性の便秘は、女性に多く見られます。特 にOLに常習便秘が多いといわれています。それは、朝の身支度やお化粧に時間をとられ て、朝食を抜き、ゆったりしたトイレの時間もなく出勤するという生活が原因です。便意 を無視すると、大腸は働きを怠けます。その繰り返しで、脳からの排便の指図を受けつけ なくなって常習便秘になるのです。
主な便秘の原因となるものは、
- 繊維質食品の不足
- 運動不足
- 生活の変化
- 便秘薬・浣腸薬の常用
- 大腸の麻痺、逆ぜん動運動
- お産の後の常習便秘
- 腸の自律神経中枢の鈍化・麻痺
- 精神・神経状態の変化
- 手術後の癒着
- 療・直腸ガンによる通過障害 などがあげられます。
排便は体の毒素を排出する大切な役割です。便秘になると、腸内に腐敗した食物が滞っ て、栄養の吸収を妨害したり、腐敗によって発生した毒性のガスは、腸管で吸収されると 解毒のために肝臓に送られるので、肝臓にも負担が掛かることになります。便秘になると 栄養吸収のバランスが崩れて体の働きが正常に働かなくなるので、万病の元といわれるの です。女性にとって、肌荒れの原因や肥満の原因になっている便秘は、まさに宿敵です。 まず自分の便秘の原因を見つけましょう。
便秘解消には、加工食品の多い食生活の見直しと適度な運動、水分補給などがあげられ ます。特に食生活の見直しは、栄養バランスのとれた食事によって腸内の菌のバランスを 整え、鈍くなっている腸の働きを活発にさせるという大切なポイントです。日本の伝統的 な家庭料理のように、根菜や緑黄色野菜など植物性の食品を中心にした食生活に戻すこと が理想的です。しかし、現代の食卓ではなかなか緑黄色野菜を十分にとり入れることはむずかしくなっていることは否めませんが、スピルリナで手軽に緑黄色野菜の不足を効果的 に補うことができます。
ビタミン・ミネラルが豊富で緑黄色野菜不足を補えるスピルリナですが、便秘にも効果 があることがわかっています。スピルリナに含まれるカリウムは、腸のぜん動運動を活発 にする働きがあります。また、食物繊維も10%前後含まれているので、便秘に効果を発 揮するのです。
体臂改善ダイエット効果
飽食時代の弊害ともいえる栄養バランスの乱れによる肥満が、大きな問題となっていま す。特にアメリカでは、人口の30%以上が10㎏オーバーという肥満体であるという深 刻な状況です。
肥満は遺伝の場合もありますが、乱れた食生活、食べ過ぎ、運動不足などが原因となっ ています。そのほとんどは食べ過ぎによるものですが、その食べ過ぎによって代謝のバラ ンスをくずして、代謝システムに大きく影響するのです。肥満を放っておくと、種々の合
女性の敵「便秘」をやっつける
便秘には、一過性のものと常習性のものがあります。一過性の便秘は、極度の緊張感が併症が起きてきます。その肥満度が高くなればなるほど、死亡率は高くなるのです。です から、肥満の予防や治療が必要になってくるのです。
肥満が原因で起きる合併症は種々あります。
糖尿病
インスリン依存型糖尿病になった人の約八割が肥満経験者だといわれています。肥満に なるとインスリンの作用する標的細胞のインスリンに対する抵抗性が大きくなるために、
インスリンの作用が低下して糖尿病になると考えられています。
高血庄
肥満の人は、肥満でない人と比べて高血圧の合併頻度が一○倍近くにもなります。全身 の循環血液量が増大して心拍出量が増すこと、体脂肪に圧迫されて末消血管の抵抗性が 増すことなどで血圧が上昇します。
高脂血症
肥満に合併しやすいのは中性脂肪が高いタイプの高脂血症です。肝臓で摂取した糖質ゃ アルコール、脂肪組織から放出された脂肪酸から中性脂肪への合成が進みます。その中性脂肪の合成を助長する働きがあるのがインスリンですが、肥満の方には高インスリン 血症がよく見られるのです。
動脈硬化
糖尿病、高血圧、高脂血症などが原因となって、動脈硬化を促進します。
心臟病
脂肪肝
肝臓で中性脂肪の合成が進むと中性脂肪の蓄積量が増えて脂肪肝を起こすことになりま す。脂肪肝単独で患う人はほとんどいません。糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症 などの成人病、動脈硬化、心臓病などの予備軍としてとらえられています。放っておく と将来、肝硬変へと悪化する危険性があります。
産婦人科系疾患
肥満女性の場合、過少月経、無月経、不妊症などがよくみられます。また、乳ガン、子 宮内膜ガンなどの発生率が高くなります。 このような症例を見ると、何がなんでも肥満を予防、治療しなくてはという気になりす。では、肥満の仕組みはどうなっているのでしょうか。肥満というのは、体の脂肪量 が異常に増加している状態のことをいいます。例えば筋肉が発達していて体重が重くて も、体脂肪が少なければ肥満とは異なります。単に体重だけでは判断できません。体脂 肪量の増加は、炭水化物が多量に生成され、糖代謝に必要なビタミンB1、B2、B6、カル ムネルギーに転換されずに脂肪として体内に貯蔵され る現象です。それを解消するには、摂取カロリーのとり過ぎに気を付け、たんばく質、 ビタミン・ミネラル、繊維質などをとることが必要となります。 ただ、これだけの栄養を普通の食品からとるには、かなりの量になってしまいます。 栄養をとるために、余分なカロリーを蓄積してしまうことになります。また、水分のと りすぎで代謝機能が悪くなり、肥満を引き起こしている場合がよくあります。その点を 考え合わせると、バランスよく栄養が含まれ、ほとんど水分を含まない『完全食品』ス ピルリナが最適であると考えられるのです。
空腹感のない減量~安全なダイエット法
ここに深刻な肥満問題を抱えるアメリカでのダイエットデータがあります。これは、信 頼性が高いことで評判の週刊新聞紙ナショナル・エンクワイラー(『NATIONAL ENCUIRER』June2・1981)に掲載されたものです。そのまま紹介しましょう。 植物プランクトンからできている素晴らしい自然食ができた。スピルリナは脳の食欲を つかさどる中枢に作用して食欲をなくします。食欲をなくすことで、体重を減らします。 サンフランシスコ在住の七四歳のウォルト・ダビイングノン氏は、普通の食事にスピル リナを用いて驚くべきことにわずか二か月の間に109㎏あった体重20㎏も減量した。 「一日三回、食前にスピルリナを六錠(3g)とっただけです。食欲が抑えられるので、 食べたいと思わなくなります。それでも、良好な健康状態を維持できるのです」と、ダビ イングノン氏はいっている。 アリゾナ州フェニックスのカイロプラティック師、ロイ・ホートン博士は、スピルリナ で八週間に10㎏減量した。「三か月の間、数百人の患者に使ってみました。信じられないくらいパーフェクトな効果が得られました。患者がスピルリナを使い始めてみて最初に 気付いたのは甘い物を食べたいと思わなくなったということです。いつものように、彼ら は食卓についても、食事の途中でたくさん食べたくないと気がつきます。このことはスピルリナを使った患者全部に起こったのです」 カリフォルニア州スタントンの看護婦、ジュディ・クックさんは、スピルリナを使って一年で驚くべきことに41㎏減量した。「いつもと同じように食事をとっていました。た だ、毎食三○分前にスピルリナを三(2g前後とっただけです。食べ始めるとちょっ と食べただけで満腹感があって、食べたくなくなりました」ジュディさんのボスであり、 総合免疫医学研究所の所長であるウィリアム・ゴールドッグ博士は、彼女の成功に驚いて、 今では彼のクリニックで減量治療のプログラムとしてスピルリナを使っている。また、研 究所の栄養士であるマークエッタ・ハンガーフォード博士は、「ジュディは100%スピルリナに満足している。ある女性患者はおよそ六か月の間に18㎏減量しました。彼女は 食前30分前にスピルリナを三錠(1.5g)飲んだことを除けば、普通の食事をとって いました」 日本人で海外でも著名なダイエット専門医であるトモキチ・サカイ博士は、彼がスピルリナを与えた200人の患者は劇的な減量効果を見せたと言っている「全員が減量に成功した」と生理学の権威であるサカイ博士は報告した。「ある女性は体重が97㎏あったが現在59㎏になった。わずか8週間で実に20㎏も落としたのです。スピルリナはダイエットの画期的な新方法です。」